安来市伯太中学校の1年生生徒2人が職場訪問にやってきました。
毎年この授業に協力させていただいています。
今年はどんな子供たちがやってくるのか・・・

総合的な学習の時間に「伯太町を知ろう」というテーマで、生徒たちが地元企業を訪れ、それぞれ訪問した企業を調べて発表するというものです。

事前の電話連絡から始まり、事前に用意していた質問事項にこたえていくという流れです。
生徒たちは始めて行く会社なので、とても緊張していました。それでもきちんと挨拶して、質問してくる姿は立派な中学生でした。
なかなか初めて会う大人に、それも会社の社長に話をするのは大変なことだと思います。大人でも緊張すると思いますよ。

お墓づくりについての質問で「どこから石が来てるのか?」「どんな仕事が大変か?」「お墓の値段は?」
など、ひととおり質問が終わり今度はこちらから質問タイム。
中学生がお墓に関心があるとは思えずこんな質問をしてみた。
「他にも企業はいっぱいあるのにどうして、うちを選んだの?」「お墓詣りはしてる?」という質問に

「コマーシャルとかで良く知ってるので、どんなところか興味がありました。お墓詣りはちゃんとしてます」
子供にも本多石材店の存在がちゃんと認知できてるんだ。お墓詣りもしてるのは良いことだと褒めてあげた。

事務所内にある3Dプリンターやガラスのお墓など生徒たちは興味津々で見入っていた。
「すげ~」と言いながら、サンプルなどを手にとり感心していた。

事務所でのインタビューが終わると、今度は工場を案内してあげた。
工場見学では、大きなダイヤモンドの付いた円盤で石を切り、コンピュータ制御の研磨機や、細かな加工器具なども感心してみていました。
ちょうど石を研磨している職人と話をすることもできて、うれしかったようです。

お墓づくりの仕事は、どれが大変でどれが楽ということはない。
それぞれ一人ひとり役割があって、それを責任を持ってやっているので、どの仕事も大切でで大変な仕事なんだよ。
みんなが一生懸命やって、心を込めて造って、初めていいお墓ができることを知ったようです。

人が働くのに、やりがいや意義が感じ取られただろうか?
そして、みんなの前でどのような発表するのかとても楽しみです。
ここで感じ取ったことが、家庭に帰ってご両親の仕事に関しても「大変なんだなあ~」と少しでも理解を深めてくれるとありがたいです。

のちに、生徒たちからお礼の手紙をいただきました。
それを見ると、私が伝えたかったことをよく理解してくれたようで、うれしかったです。
子供たちがこれから成長していくのに、少しでも役立つことができたかもしれないと頬が緩む感じでした。

PAGE TOP ↑