庵治石ソムリエについて~その3~

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今回の記事で庵治ソムリエについては3回目になります!
全5回にわたって記事を書きますのでよろしくお願いします!
前回までの記事を見ていない!という人の為に
復習記事をご用意しておきます。

庵治ソムリエについて~その1~
庵治ソムリエについて~その2~

庵治石はダイヤモンドと同じ(庵治石の魅力とは)

宝石と呼ばれる貴重な石は色々ありますが
その中でもダイヤモンドは格別です。
土の中からダイヤモンドの原石を探し出し
その中でも最高の原石を探し出すのは至難の業です。

だから
希少価値が高いのです。
ダイヤモンドの原石の中でも
ランクがあって
良いものとそうでないものに分別されます。
品質の良いものは数が少なく高価になります。

庵治石も
ダイヤモンドほどではないにしろ
墓石材としては
ダイヤモンド並みの貴重な石なのです。
そして
良い石とそうでないものにランクが付けられるのです。

庵治石のランクは約40種類!(墓石用の庵治石の特徴)

庵治石の正式名称は細黒雲母花崗岩と言います。
難しい名前なので、ふつうは庵治石(あじいし)と呼んでいます。

庵治石は石目の細かいものから中くらいのものまで選別されます。
庵治細目(あじいしこまめ)は、本当に石の模様が細かく高品質なもの

庵治石細目

庵治中細目(あじいしちゅうこまめ)は、ちょうど中間くらいの石目の細かさ

庵治中目(あじいしちゅうめ)は、庵治石の中では石目が大きめで、やや白っぽく見えます。

石の色も重要で、色が濃く目が細かいものほど高級とされています。
専門用語では「黒口」「白口」と呼ばれています。
そして
石の模様がとっても独特
庵治石には斑(ふ)と呼ばれる青色の濃淡のまだら模様があります。
この独特の模様がある方がよいとされています。

普通の墓石材は、色や模様が均一なものが多く
それが良いとされていますが
庵治石に限っては、全く逆で
まだら模様がないと価値が下がるのです。
ですから石職人たちは、
どうしたらこのまだら模様が美しく見せられるかを
考えて石を切り墓石を造っているのです。
腕の見せ所ですね。

庵治石は世界一高級な墓石材

希少価値があるということはあ話ししましたが
そのほかにも庵治石が世界最高峰と言われる理由があるのです。
それは

石の模様が美しく独特である。
前章でもお話ししましたが、この模様は世界的にも珍しく
磨くと、深みのある美しい艶が出ます。
気品ある美しさともいえます。

石の品質も最高ランク
石の品質を見るのに吸水率があります
(図を挿入)
水をあまり吸い込まない石が良い石とされているからです。
結晶の隙間に水が浸透して濡れ色に見えることがあります。
その水が凍結したりすると、石は割れることもあるのです。
庵治石は水を吸いにくく
結晶自体が細かく、その結晶も膨張をしにくいため
風化に強いといわれています。
つまり
耐久性があり、いつまでも美しい庵治石は最高!

結晶が細かいから細かい加工に向いている
結晶が小さく緻密なので、細かい細工にとても適しているのです。
そして硬さもとっても硬い庵治石。
硬いから加工はしにくいけど、
そのぶん艶持ちは抜群に良いのです。
さらにいうと風化もしにくいのです。

だから
お墓の石としては最高に良い材料なのです。
採掘したり造るのに手間はかかるけど
出来上がったものは艶も長持ちするし
お墓の見栄えもよいし
味わい深いお墓になるし
いつまでも見あきないお墓です。
世界に一つだけ!
という感じのお墓になりますね。

庵治石は品質が良くて貴重なんだな
ということがおわかりいただけたでしょうか?

本多石材店では
お客様のお墓づくりがスムーズになるよう
庵治石ソムリエが持っているすべての知識を
総動員してお手伝いさせていただきます。

庵治石の墓石なら本多石材店に安心してお任せ下さい!

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